これまでの活魚輸送では、
輸送のストレスで
魚が弱ってしまうことも多く、
品質も効率も決して良い方法とは
言えませんでした。
もし高品質の活魚を今より低コストで
お手元に届けることができたなら…
そんな想いで開発されたのが、
「魚活ボックス」です。
先端技術を用いることで
魚にストレスが少ない
低活性化状態での輸送が
可能になりました。
※麻酔実施については、魚活ボックスとは別に、
弊社製品「移動式麻酔装置」が必要です。
魚を眠らせることにより、小型でありながら収容密度25%以上の過密・24時間の長時間の輸送を行えます。もちろん、少量、近距離の場合はCO2を使わずそのままの輸送が可能です。
※マダイの場合
※麻酔実施については、魚活ボックスとは別に、弊社製品「移動式麻酔装置」が必要です。
バッテリー、エアレーション機能等搭載のため1台から輸送が可能です。水量を調整すれば2t車から運ぶことが出来ます。水槽1台で魚の収容量約300kgです。また大型車両に8台積載すれば、大型活魚車と同等の量を輸送できます。
AC100Vコンセントも付属しているため、積込み前のバッテリー消費節約だけでなく、蓄養槽として常時装置を稼働させることも可能です。
真鯛の活動の低下が顕著になるのは1分44秒ごろからです。
真鯛の活動が活発になるのは1分15秒ごろからです。
魚価向上を実現。
鮮魚⇒活魚の出荷により、
単価アップ。
発泡スチロールの
活魚出荷と比較して
約30%のコストダウン
※魚活ボックスと同量の魚を輸送した場合の試算です。輸送条件、魚種によって変わる場合がございます。
発泡スチロールの
活魚出荷と比較して、
出荷時、荷受け時の作業時間を
これまでの1/2~1/3程度に短縮。
発泡スチロール、エアレーション
の廃棄コスト、手間も削減。
※写真はイメージです
日建リース工業は、創業期の建設用足場のレンタルから始まり、建設現場に設置される仮設事務所のハウス、什器備品、介護用ベッドや車いすなど介護用品、平パレットやコンテナなどの物流機器といった、多様な事業分野のレンタルを手がける総合レンタル企業です。
このようにレンタルを本業とする企業が、なぜ、魚活ボックスを開発したのか、根底には「水産業の成長に大きく貢献したい」との思いがありました。参入するにあたって水産業界について学ぶほど、資源保護や品質管理において、重要事項でありながら未解決の諸課題を抱えていることに気づかされました。そのような気付きを抱きつつ、水産業界における自社の新しい事業領域を模索する中、「活魚流通」という新規事業にその解決・改善の糸口を見出したのです。この「活魚流通」において、総合レンタル企業がお役立ちできることが何か、その答えが魚活ボックスの自社開発及びそのレンタルでした。
日本は世界で唯一美しくおいしい活魚料理を堪能できる国です。
私たちは、この魚活ボックスで日本中に活魚を提供できる「活魚流通網」=「ライブチェーン」を構築し、いつでも誰もが新鮮な活魚を調達、そして活魚料理を楽しむことができる環境を創造します。それらを通じて、漁業従事者の所得向上を通じた水産業の更なる成長と、活魚料理を通じた観光立国への貢献いたします。
これらのことを実現するため、水産に関わる方々が、このライブチェーンへご賛同、ご参加いただけることを心よりお願い申し上げます。
約1.5kgのマダイで
200匹前後収容可能です。
約24時間(天草~東京間)の
輸送実験に成功しております。
(2018年6月22日現在)
全国各地に拠点がございますので、
お近くの拠点をご紹介いたします。