EPISODE 16
女性が働きやすい建設現場をつくる
事務職/2010年入社
えっ、事務職の私がプレゼンを担当!?
いま建設業界も女性の進出が確実に増え、各ゼネコンでは、もっと生き生きと女性が活躍できる、働きやすい環境づくりに取り組まれています。そのお手伝いを当社の商品・LC商品でご提案することになり、私もそれに参加しました。正直、こういったことは苦手でしたし担当している仕事も多かったので悩みました。それでも、女性の立場は女性の方がより良く理解できるし、男性より女性がプレゼンした方がお客様も納得できる、と営業本部からの推薦もあり、引き受けることにしました。
日頃は聞けない卒直なご意見も
まず必要なのは、建設現場に対する女性の要望を知ることです。そこで営業本部や仮設部、ハウス備品の部長とご一緒に、鹿島建設様や戸田建設様へ伺いし、女性の率直な声を一つひとつヒアリングしていきました。やりとりを重ねていくうちに、鹿島建設様の女性だけのグループディスカッションの場に呼んでいただけることにもなり、LC会員の仕入先さんと一緒に参加。そこでは現場の声を間近で聞けて、とても有意義な時間を過ごすことができました。みなさんに教えていただいた現場での苦労話やどんなことが必要となるのかといった貴重なご意見のおかげで、プレゼンをより説得力あるものにすることができたと思います。
また最近、当社では各ゼネコン現場に女性用の商品も納品していますので、微力ながらそこにも貢献できたと思います。さらに、普段は電話でしかお話することがなかったお客様と直接対話できたことも、私にとって貴重な経験に。普段とは異なる仕事に挑戦させていただいたことで、私自身も少しは成長できたのではないかと手応えを感じています。