EPISODE 11
東日本大震災で知った助け合いの精神
工場責任者職/1984年入社
本社を出た支援物資を各拠点がリレー
東日本大震災において、水戸支店、水戸工場は、ライフラインを含め、ガソリン、水、食料などの様々な物資の供給に深刻な障害が発生するピンチに遭遇しました。正直、どうすれば良いのか途方に暮れていた時、いち早く対応していただいた部署が本社でした。
当時は高速道路も含め一般道も渋滞し、さらに燃料の補給がままならない状況です。それでも本社をスタートした物資は、各拠点をつなぐ迅速なリレーにより、なんと翌日には我々のもとに届いたのです。 仲間が窮地に立った時、全国に広がる拠点すべてが一つになり、連携し支援してくれたことに、とても感激しました。
受け取ったのは前向きに進む勇気
物資到着の朗報に勇気づけられた我々は、早速、業務に専念することができました。そして、今度は我々に「より被災度合いの厳しい東北エリアに対し、資材の供給を通じて支援してあげなければ」という強い使命感が生まれてきたのです。仕入れ先、近隣の方々、お客様みんなが助け合いの精神で、この大変な時期をどうにか乗り越えていくことができました。
私たちは、建設用仮設資材のリース、レンタルという業務を通し社会貢献していくことが社会的使命なのだ、と常々教育を受けています。この当社の精神が一人ひとりの中で息づいていたからこそ、個人的な苦労を乗り越え、力を合わせて社会貢献することができたのだと思っています。