EPISODE 13
現場の評価を変えるのはチームの力
営業職/1992年入社
営業に行かないでほしい
以前T建設さんの営業を担当させていただいた際のエピソ-ドです。T建設さんは、当社とライバルのC社が協定会社であり、受注比率は7:3と決まっていました。その比率をコントロ-ルしていたのが、購買部のN課長です。
N課長は「現場が日建レンタコムを使いたいと言ってくるので、調整に困っている、あまり現場に営業行かないでくれ」と私にこぼされました。「そうは言われましても」と笑ってお応えしましたが、 現場に評価いただいていることをうれしく感じました。
みんなで得た信頼こそ誇らしい
その後、N課長は現場を担当することに。その現場ではC社を使われていましたが、やがてN課長が購買部に戻られると、今度はこんな話をしていただけました。
「自分が現場に出てみて、なぜ現場が日建を使いたいと言っているか、よくわかった。図面の作図能力・商品の手配能力・スピ-ド、女性社員の電話対応などが全然違う。今後の調整をどうしようか悩んでいる、本当に困ったよ」と笑いながら教えていただけました。私たち営業が、自信を持ってお客様のもとに迎えるのは、チーム全員の頑張り、連携があってこそです。お客様は窓口の自分だけではなく、全部署の力を認め、褒めていただいている、そのことが非常にうれしく、より誇らしく感じました。