EPISODE 3

レンタルは、起業を救う
スタッフ責任者職/1991年入社

image: レンタルは、起業を救う

起業したばかりの映像制作会社様

 

起業してまだ半年ほどの映像制作会社様にオリコン(折りたたみコンテナー)をレンタルした時の話です。無事にオリコンをお届けすると「本当にありがとうございます!」と心からの感謝の言葉を頂きました。
実は、このお客様は最初の訪問面談で「これまでに培ってきたネットワークのお陰で、うちには仕事のオファーが来ます!でも、今のままではその仕事ができないのです」と必死に訴えかけられてきました。どういうことなのかとお伺いすると、映像機器を搬送するには大量のオリコンが必要になるため、製造メーカーに依頼したところ「購入金額は数百万円にもなる。起業したばかりで実績も何もない会社では、信用が伴わないから受けることはできない」と断られたそうです。

 

レンタルなら、コストも少なく応援できる

 

お客様さえいれば仕事はできると独立を決意したものの、仕入れができなければ仕事ができません。現実の厳しさを痛感しました、と肩を落とされていました。そこで詳しく状況を聞くと、案件により映像機器の搬送量、オリコンの使用量が異なるということでした。また、使用期間は、納品時と返却時に10日くらいずつ使用する程度だというのです。「これはまさにレンタルのメリットを最大限にご利用いただけるお客様だ」と私は確信しました。
そこで「弊社でもレンタルには、与信調査が必要ですが、10日程度のレンタル料は9万円くらいです。全額先払いできれば問題なくレンタルをご利用いただけますよ」と説明しました。それを聞いてホッとされたお客様の笑顔を忘れることができません。
レンタルは、夢をもって起業した将来ある会社も救うことができる、社会にとっても意義あるものだと、自分の仕事に誇りと喜びを実感できた瞬間でした。