EPISODE 2

ロケット発射を支える「宇宙に一番近い足場」
事業所責任者職/1991年入社 

image: ロケット発射を支える「宇宙に一番近い足場」

ダーウィンでロケット事業に貢献

 

2017年50期の仮設事業部戦略方針として、『JAXAスタンダード戦略』を立て、種子島宇宙センターへのダーウィン納入を実現しました。
もちろん、それは簡単に達成できたわけではありません。「わずかでも、私たちの製品と技術が、ロケット発射の一翼を担うことができたら素晴らしいじゃないか。私たちの手でダーウィンを『宇宙に一番近い足場』としてスタンダード化しよう」と、支店内の全員で固く誓い合い、一つずつ問題をクリアしていった結果です。

 

発射現場に立ち会える日を夢見て

 

最初に受注できたのは、宇宙センター内の小規模な改修工事でした。現地の有力鳶業者と協業・連携して踏み出せた小さな一歩です。いざ初納入すると、その頃は枠組み足場が主流であった宇宙センター内の関係各所から「安全、使いやすい、綺麗」と賞賛の声を頂くことができたのです。
その後も確かな評価を頂き続け、物件数も増加し、ついに種子島島内にヤードを開設。今期は、H2Aロケット整備組立棟の大型改修工事も受注でき、35,000㎡のダーウィンを納入しました。現在もロケット発射が行われる都度、改修工事を受注できています。

ロケット発射のニュースは、いつも支店全員で誇りと喜びと感謝の気持ちを持ちながら見守っています。そしていつの日か、私たちも現地で発射の瞬間に立ち会うことができたら•••そう思いをはせています。