Report01
商品についての知識を増やし、顧客のニーズを理解し、
様々な業界に展開。
名古屋支店
物流事業部
営業職
川原 雄陽
(2019年入社)
「お客様が必要な商品があるなら業種に関係なくお届けします」
物流事業部では、運送会社や製造会社、倉庫会社を中心に流通現場で使われる荷物を載せるパレットなど物流機器のレンタルを行っている。しかし、様々な商材を多種多様な業種へ届けることも物流事業部の特徴だ。
「実は、運送会社へのレンタルだけではなく、イベント会社や農業・漁業関係、またスーパーなどの小売販売業、食品加工工場、医薬品、アパレル関係など、お客様が必要な商品があったら業種に関係なく営業しています」
新卒で物流事業部に配属されて5年。川原が担当する岐阜県は物流機器のレンタル業界で難しい地域だといわれている。購入を考える企業が多く、また地元企業の横のつながりが強い地域でもあるからだという。それでも川原はアプローチをする。
「私が担当している岐阜県は製造業が多いので、主に自動車部品関係や金属加工機のメーカーへ営業しています。正直、何回もお客様のところへ足を運び、関係づくりをしてから仕事をもらえることも多いです」
最初は小さい案件かもしれないが、きっかけづくりをすることが重要だという。
そうして、何度も訪問するうちにタイミング良く大きな案件につながったときは達成感があった。
しかし、最初から営業が上手くいっていた訳ではない。
独り立ちしてから3ヵ月間、何も成果が出ず、新規契約が取れないことで自信を失い、仕事がつらい時期があった。
「自分の説明不足だと感じました。そこからどう変えていくべきか、先輩の対応を真似したり、上司からアドバイスをいただきました」
また、社内で定期的に開催される営業研修に参加し、自分なりに改善していった。営業研修では基本的な営業マナーの勉強から実践形式での営業ロールプレイングを受講した。
お客様へ適切に簡潔に伝えられるか、お客様のことを理解できているのか自省しながら学んだという。
「初めてお取引できた時は、めちゃくちゃ嬉しかったですよ。自分を変えなきゃというよりも、契約が取れるまで気持ちが落ち込むこともあったんです。今では営業が大好きになりました」
取引先との関係性が築かれていくと同時に自信にもつながっていった。
「せっかく働くならいろいろなことに関わりたかったんです。物流業界は、様々な商品や業界を経験できる業種だと思いました」
その中でも日建リース工業では、ひとつの業種や特定の業者に絞られることがなく営業できるところに惹かれた。
会社説明会や先輩方の話を聞いて『いろいろなことが経験できて面白そう! 楽しそう!」と感じられたのが志望した理由だ。今もその気持ちは変わらない。
モチベーションを保つ秘訣は何にでも興味持つことだ。
「自分のスキルアップにもつながりますし、そうするとお客様にも喜んでもらえる仕事ができると思うんです」
時には物流機器のレンタル商品とは関係なく思える相談を受けることもある。
特に工事関係の商材に強い川原は、アスファルト工事も含めて提案することもあるという。
「お客様が困っていることがあれば対応して解決していきたいんです。実際に現場を見て『こう改善したらどうですか?』とか、お客様と話をして『こうしたらコストを下げられますよ』など、提案する営業を心がけています」
営業先で相談された案件を他事業部へ橋渡しすることも。他事業部へ掛け合い、一緒に現地へ赴きアドバイスを受け案件を進めていく。
「度々お客様のところへ足を運んでいるからこそ、困ってそうだなと気付くことは多いかもしれません」
相談されるということは、信頼されている証でもある。課題解決に向けて、柔軟かつ積極的なアプローチで取り組んでいる。
様々な商材を提案したり、幅広い業種から依頼される物流事業部は、商品知識がより必要になってくる。しかし、物流機器以外のいろいろな商品に関わることに抵抗はなかった。むしろ意欲が湧いてくるという川原。
「創業当時から、物流部門は多岐にわたって営業しているそうなんです。私も様々な商材を手がけていて、非常にのびのび仕事をさせてもらっています。行き詰まったらすぐ先輩や部長から助言をいただいているからこそできているんだと思います」
初めは先輩の営業先の多さや商材の種類の多さに驚いたが、部署内では、レンタル商品はもちろん、それ以外でも個々の強みを共有して教え合っている。
コミュニケーションが盛んだからこそ物流部門の多角的な営業が成り立っている。
「部署の雰囲気をもっと楽しく明るくしていきたいんです。今後、新卒が入ってきた時に楽しんで仕事に取り組めるような環境がいいですよね」
明るく楽しい雰囲気の中で、様々な商材に対応する物流部門の成長を支えていく。