お客様が、社内の皆が、
気持ち良く仕事ができる
サポーターでありたい
 

photo: 倉富 明奈

Report05

福岡支店

介護事業部

事務職

倉富 明奈

(2016年入社)

父が建設業界、母が介護職の私には運命の会社(笑)

「もう帰ろうかな…」。

社会人になるための第一歩と気を引き締めて合同説明会に臨んだ倉富だが、あまりの人と出展企業の多さに圧倒されてしまう。そんな倉富の目に日建のロゴマークが飛び込んできた。「あれ、このマーク見たことあるような」と思い説明を受けたが、レンタルという言葉にも記憶はない。不思議に思いながら帰宅すると、自宅のカレンダーに日建のロゴが! 建設業界に勤める父親に尋ねると「日建さんには、とてもお世話になっているよ。みんな良い人たちばかりで、オススメできる会社だ」と教えてくれた。

 

建設業界に強い関心はなかったが、これも何かの縁と受けた二次面接で「うちは建設の仮設資材やハウス備品だけでなく、物流や介護事業も行っています」と説明を受ける。

「母親は、介護職員として大変な仕事も日々やりがいを抱き働いています。要介護者と介護職員の両方をサポートできる仕事。できたら事務系で頑張りたい、そう伝えました」。

こうして倉富は、介護事業部の業務担当になる。業務の仕事は、車椅子などの介護用具を利用される方たちに提供する貸与事業所との電話窓口。どんな商品をいつどこに納品するのかをお伺いし、手配管理システムに入力して社内スタッフと連携していく。

「商品知識やシステムの操作を覚えるだけで頭の中はキャパオーバー。その上、電話だけでお客様の要望をしっかり把握しなければならないので、最初はとても緊張しました。でも頼りになる先輩が目の前にいて優しく指導いただけましたので、安心だったんです」。

ところが翌年、その先輩が産休を取ることに。「責任ある仕事ですし、いままで二人でやっていたことを一人でできるのかと、凄いプレッシャーを感じました。でも〝やるしかない!〟と負けん気の強い自分が目覚めてしまったんです(笑)」。

 

人を支えて、応援できるこの仕事が大好き

 

倉富が大切にしたのは、先輩から教えられた「目に見えない相手だからこそ手を抜かない、落ち着いて丁寧に応対していきましょう」の言葉。

「新商品の説明をしてほしいとか、急ぎの納品のお話だと気持ちが焦ることもありますが、そこはグッと抑えて、笑顔でゆっくりお話するようにしています。私の笑顔は、電話口からは見えませんけどね(笑)。また、クレームの場合は、自分のミスでなくても誠意を込めて謝罪することも心掛けています」。

そんな心配りが実を結び「先日は無理なお願いをしたのにありがとう」「倉富さんにこの仕事もぜひお願いしたい」など、名指しで依頼の電話が届くようにもなった。

 

「新人の頃にいろんな体験をできたからこそ、いまの私があります。日々の仕事を通して、人として成長していける、それがうちの良いところだと思いますよ。日建は、今の世の中にマッチした〝レンタル〟というビジネスを建設業界にいち早く取り入れた歴史ある会社です。そのメリットを介護業界でも発揮することで、いろんな方のお役に立てている、社会貢献の一端を担えている、そんな喜びを感じます」。

 

そう話す倉富も6年目。現在は、福岡支店の総務も兼任し活躍している。

「社内のだれもが気持ち良く働き、連携していける、そんな職場づくりを裏方として支援するのが総務の役目。私は、高校までバスケをやっていたので、チームワークの大切さは良くわかりますし、人を支える、応援するのが大好きなので、この仕事が天職かも。目の前の目標は、主任になること。先輩たちから教えていただいたことを後輩たちに伝え、お客様や社内の皆に〝ありがとう〟と言っていただける、そんな仕事をこれからも続けていきたいです」。