1967年創設の当社は、送電用鉄塔の基礎工事に使われた型枠（メタルフォーム）と単管パイプからレンタルを開始致しました。その後、機材の大量かつ多様な機材の保有、全国基地網の整備を重要戦略として、国内に75ヵ所の機材供給ヤードを有する、国内最大規模の仮設機材総合レンタル企業へと発展し、業容を拡大し続けております。
日本の発展と共に整備された新幹線・高速道路・鉄道網・港湾などのインフラや、原子力発電所などのエネルギー関連施設、大型建築プロジェクト、オリンピック等のイベントにおいても仮設機材のレンタルを通じて国の建設に貢献できたことは私たちの誇りです。
現在、足場の主流となっている新世代クサビ緊結式足場においては、当社のダーウィンシステムが国内供給量№１となり、採用いただく現場が増加しています。また、鉄骨建て方、内装・設備工事、橋梁新設・補修分野、トンネル工事で使用される機材のラインナップを拡充させ、各市場を広く深く開拓しています。更に機材のレンタルに留まらず建築・土木工事における仮設工事の材工請負を加速させ、充実した商材と社内・顧客ネットワークを活かした付加価値の高いサービスの全国展開を目指しています。

進行する人口減少による担い手不足、職人不足の対策として、生産性を向上させる技術開発が欠かせません。足場材では当社がレンタル・販売をしているダーウィンシステムが安全性と作業効率で高い評価を頂いており、そのデファクトスタンダードを推進し、仮設工事の効率化に貢献して参ります。
今後の建設業界は工事プロセス全体での3次元データ活用が加速します。当社においては仮設施工BIMの開発・提供に留まることなく、必要な個所の数量取り込み機能やWEB発注業務と連携させてスマートフォンやタブレットなどマルチデバイスに対応した一気通貫のシステムの構築を目指しています。
また、国内の建設事業の見通しが不透明な中、海外展開の重要度が高まっています。現在、事業拠点を配置しているベトナム・ミャンマー・タイ・フィリピン、そしてその次に進出する国も含めたアジア地区において、ダーウィンを戦略商品とした成長戦略を展開して参ります。
当社は、未来に向けた課題解決に積極的に挑戦し、新規市場の開拓と新規顧客の創造を継続することをモットーに会社の成長発展と更なる社会貢献を目指して参ります。