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事業紹介

農産事業

農産事業のこれまで

近年、食の外部化を背景に野菜の需要は家計消費用から加工・業務用野菜に徐々にシフトされ、現在では加工・業務用が全体の約6割を占めています。野菜需要の変化に伴い、野菜収穫時、出荷時の規格、容器にも対応が求められる中で、作業効率、輸送効率、環境課題に対応した容器の開発が求められ、大容量容器としてメッシュボックスのワンウェーレンタルを開始。加工・業務用産地の育成、開発及び需要拡大に大きく貢献することが出来ました。物流事情の悪化、環境対策から循環使用型メッシュコンテナの需要が拡大する中で、積載効率と使い易さを考慮し,既存規格からの脱却として11型パレットサイズに適合したメッシュコンテナの開発及びレンタルを開始いたしました。ICタグ管理システムの導入による出庫から回収までの数量管理を可能とし、収穫機、マテハン機器のレンタル化への推進を強化。川上から川下までのサプライチェーンへの貢献を目指しています。

農産事業のこれから

流通業界におけるレンタルコンテナの需要は増加傾向にありますが、最大の課題は回収率になります。サプライチェーンの中で統一管理基準がないなかでの需要拡大により回収率の改善が進まない現状があります。導入を開始したICタグ管理システムの導入により個体管理を可能とするレンタルを開始することが出来、リアルタイムな動向管理の実現から生産側、販売側双方にデータ提供を可能とすることから多様な使用形態が創造される事を期待している現在があります。農産事業には農家の高齢化、耕作放棄地の増加、米作からの転換等の課題が山積しているが、スマート農業の実現を含めて機械化一貫体系の実現に向けて定植機、収穫機の機械化及びロボット化を推進するため、最新機器のレンタル化を日々進めることから大規模農業への貢献。鮮度保持への対応となる保管機能に関連した容器の開発につなげることから流通変化への対応力が継続できる企業を目指します。