事業紹介

街の中の建設現場に、土木現場に、倉庫に、農業や漁業シーンに、介護福祉に
社会に広がる日建リース工業の事業を紹介します。

仮設事業

仮設事業では、足場、支保工、型枠はもちろん、防音シートやフェンス、敷板などの養生類、内装工事用台車、脚立、作業台、仮囲いなど、住宅建築工事から、ビル建設、大型公共施設建設、橋脚やトンネル建設などの土木分野にも対応できる仮設資材をレンタルしています。

1967年に創業した当社は、送電用鉄塔の基礎工事に使用する型枠(メタルフォーム)と単管パイプのレンタルからスタートしました。
以来、大量かつ多様な機材の保有と全国にわたる基地網の整備を重要戦略とし、現在では国内75か所の機材供給ヤードを有する、国内最大規模の仮設機材総合レンタル企業へと成長し続けています。

当社は、日本の発展とともに、新幹線・高速道路・鉄道網・港湾などのインフラ整備や、原子力発電所などのエネルギー関連施設、大型建築プロジェクト、オリンピック等のイベントにも仮設機材のレンタルを通じて貢献してきたことを誇りに思っています。 現在、主流となっている新世代クサビ緊結式足場では、当社のダーウィンシステムが国内供給量No.1となり、多くの現場で採用されています。また、鉄骨建て方、内装・設備工事、橋梁新設・補修分野、トンネル工事に使用される機材のラインナップも拡充し、幅広い市場に対応しています。さらに、機材のレンタルだけでなく、建築・土木工事における仮設工事の材工請負を加速し、豊富な商材と社内・顧客ネットワークを活かした付加価値の高いサービスの全国展開を目指しています。

人口減少による担い手不足や職人不足への対策として、生産性向上のための技術開発が必要不可欠です。当社がレンタル・販売するダーウィンシステムは、安全性と作業効率で高い評価を受けており、そのデファクトスタンダードを推進し、仮設工事の効率化に貢献していきます。
今後の建設業界では、工事プロセス全体での3次元データ活用が加速します。当社も仮設施工BIMの開発・提供にとどまらず、必要な箇所の数量取り込み機能やWeb発注業務と連携させ、スマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスに対応した資材発注・管理を一括で賄うシステム構築を目指しています。

また、国内の建設事業の見通しが不透明な中で、海外展開の重要性が高まっています。現在、ベトナム・ミャンマー・タイ・フィリピンに事業拠点を配置しています。今後は他のアジア諸国にも進出を計画しており、ダーウィンシステムを戦略商品とした成長戦略を展開していきます。
当社は、未来に向けた課題解決に積極的に取り組み、新規市場の開拓と新規顧客の創造を続けることをモットーに、会社の成長とさらなる社会貢献を目指してまいります。